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Author:トラ
Martin D-35とGibson B-15、Ovation USA 2778LX-5を主に弾く、土建屋です。

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M1 passiveとAD-3をテストしてみた

【はじめに】
たまには人の役に立つ更新をしましょう、ということでね。
先日、サークルの後輩たちの新歓ライブを聴いたのですが……
Gibsonのラインの音が酷いのです。
Modern ClassicシリーズだったころのSouthern Jumboなので、おそらくFishmanかL.R.Baggsあたりのインブリッジピエゾが入っていたはずです(Modern Classic シリーズは平成21年5月現在、既に廃止されているので、ギブソンの現行ホームページのラインナップに書いてません。違うかもしれんので、気にする人は確認を)
これがまぁ、シャリシャリするばっかりで、ギブソンらしい音じゃないとかそんなレベルではなく、不愉快極まりない気持ちの悪い音なのです。
恐らく、バンドの中で弾いたときにで埋もれずハウリングせず、ということを目的として開発されたピックアップなのでしょう。
うーん。これを何とかアコギらしい音にできんもんだろうか……

そう思って最近、プリアンプやモデリングについて、ライブやら店頭やらネットやらで事あるごとに目を光らせていました。
「おぉ!」と思ったのは、youtubeで見つけたFishmanのAuraペダル



これはかなり使えそうです。
Zoom A2やBoss AD-8のモデリングとは段違いによさそうです。

が、こんな風に実際の「音」をアップしてる動画やサイトってあんまり無くて、比較が難しい。
折角私も機材を持ってるし、それなりに妥協の出来る音は持ってる機材で見つけたので、色々やりつつアップしてみたいと思います。
このブログで音を聴いて、機材購入や音作りの参考にしてもらえれば幸いです。


【機材】
ギターはMartin D-35、2003年製。
弦はエリクサー ナノウェブ ブロンズ ライト、約2ヶ月前に張ったもの。
ピックアップはL.R.Baggs M1 (パッシブ)
プリアンプ&エフェクターはBOSS AD-3
シールドはピックアップの外出しケーブルとしてついてきたモガミ製 3mと
VOXの一つ前のモデルのアコギ用ケーブル 3m
MTRはBOSS BR-600です。

【じゃあ聴いてみよう】
今回は「最終的に客席に出てくる音」ではなく、「PAに入る時点での音」を考えたいと思います。
なので、特にリバーブは「ちょっと物足りないかな?」という程度にしています。
箱鳴りをシミュレートする感じでリバーブをかけるというスタンスで。
デフォルトではBOSSのMTRは若干リバーブがかかって録音されるようになってますが、全部解除しました。

最初にピックガードをコツコツ叩き、
ピックでイエモンのJAMっぽくアルペジオを弾いて、
ピックで長渕の家族っぽく強めにストロークして、
サムピック付けて低音をハーフミュートしながら、石川鷹彦のScot's Hillっぽく弾いてみました。

M1ライン直の音
ちゃんと叩く音も拾ってます。
そこらのインブリッジピエゾを仕込んだエレアコよりちょっとマシ……という程度の音でしょうか。
あまり色気の無い音ですね……
優秀なPAならこれで十分いい音にしてくれるかも。


M1→AD-3(加工無し)
プリアンプとシールドが追加されたので、少しノイズがのりました。
音は少し太くなったでしょうか? AD-3を通さなかった場合と比べて、多少良くなったような気はしますが、
劇的に変わったという感じはあまりないかな。


M1→AD-3リバーブ9時
最初にリバーブMaxで叩いてから、次にリバーブを12時の位置、最後に9時の位置にしてジャラーンと鳴らしてみました。
その後、9時の位置でさっきと同じように弾いてみました。
リバーブ、かなり効きます。っていうか、12時の位置でも効き過ぎくらいじゃないでしょうか?
ライブでスピーカーを通すなら、かなり小さいハコでも9時以上にすると音がハッキリしなくなるんじゃないでしょうか。
M1なら9時くらいが丁度かな、と思います。

M1→AD-3、コーラス9時、リバーブ9時
というわけで、リバーブは9時にして、コーラスつまみをいじってみました。
リバーブと同様にコーラスつまみをMax、12時、9時でジャラーンした後、9時で弾きました。
コーラスもリバーブと同様、かなり効きます。12時でもかなり揺れます。
9時だとちょっと物足りない程度でしょうか。
リードギターを弾いたりソロギターをやったりするなら、9時~12時くらいで好みの音にセッティングすればいいかと思います。
弾き語りの場合でも、普通の人ならこの9時程度のコーラスがかかっていた方が「いい音」と受け止めるかもしれません。

AD-3には簡単なイコライザも付いてます。
しかし、M1は単体で割と良いバランスで音が出るので、特にいじる必要はないと思い、今回は割愛しました。
録音するのに飽きたという説もありますが

【と言うわけで、結論】
L.R.Baggs M1をBOSS AD-3に繋ぐ場合を考えると、
リバーブは9時の位置程度か、それ以下がいい。
コーラスは好みだが、効きがいいので9時前後を基本に考えること。

【おまけ】
MTRのデフォルトでは、2秒のホールリバーブがかかるようになってます。
この設定のままで、リズムギター・リードギターともに、Martin D-35にM1、AD-3のリバーブ9時・コーラス9時という条件でサンプル音源を録ってみました。
まぁ素人のライブなら及第点な音なのじゃないでしょうか。

サンプル
選曲についての突っ込みは無用の方向で。
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